製品ラインナップ ヒートパイプ式温水器の特徴






ヨーロッパで発明・実用化された真空管ヒートパイプ方式を採用しています。真空管式は従来のフラットパネル式よりも集熱効率が高いため、すでに世界中で愛 用されています。真空のため外気温に影響されず、冬の日差しが弱い時でも太陽熱を効率よく利用します。水は真空管内には直接入れず、貯湯タンク内に真空管 ヒートパイプが間接的に熱を伝えることで温水になります。このため、貯湯タンクに水圧をかけることができ、水道直結が可能です。
①真空管が太陽エネルギーを効率よく集熱し、伝熱効率が高いヒートパイプの熱交換により水を温めます。
②真空管は魔法瓶の原理で、太陽光の弱い冬場でも外気温に左右されず集熱可能。
③水道直結のため水圧が必要な給湯やシャワーなどにも利用可能。
④貯湯タンク内で熱交換を行うので、温水は衛生的です。また、市販の「温水混合器」を使用することで、ガス給湯器等と簡単に接続可能。
ヒートパイプの原理
ヒートパイプには真空封入された熱媒液が入っています。

太陽の日射エネルギーにより、ガラス管内面→アルミ伝熱フィン→ヒートパイプ→銅管内熱媒の順路で伝熱し,気化して蒸気となります。

蒸気となった熱媒は、貯湯タンク内の水と熱交換し凝縮(再度液化)します。このときの凝縮熱によって貯湯タンク内を加熱します。この現象を繰り返し行うことで、貯湯タンク内を加熱しています。

また、大気圧100℃の水の持つエネルギーは約100(kcal/kg) に対して、大気圧100℃の蒸気の持つエネルギーは約540(kcal/kg) であり、水に戻るときに、蒸気の持つエネルギーを凝縮熱として放出し加熱します。“蒸気”対“” の熱伝達は、“”対“”の熱伝達に比較て、約5倍程度の熱伝達係数があるので、非常に伝熱効率がよく、銅管の伝熱面積が小さくても、貯湯タンク内を十分に加熱することが可能です。

単位 CP515 CP520 CP522
真空管本数 15 20 22
真空管寸法
Φ x L
cm 5.8 x 180 5.8 x 180 5.8 x 180
真空管最大許容温度 295℃以下
真空管材質 ホウケイ酸塩ガラス3.3
貯湯量 ? 142 185 200
貯湯タンク材質 SUS304
貯湯タンク寸法
Φ x L
cm 46 x 133 46 x 171 46 x 186
貯湯タンク最大許容圧力 Mpa 1.0Mpa以下
設備重量 Kg 74 96 107
本体寸法
L'x H x D *1
cm 117 x 175 x 168 155 x 175 x 168 170 x 175 x 168
架台材質 アルミニューム又はガルバリュウム鋼
接続管径 G3/4(20A)
価格
◎架台は、屋根置式と床置き式が有ります。(別売品)
※1:貯湯タンクおよび架台を含む
◎規格・仕様などは、改良のため予告なく変更することがあります。あらかじめご了承ください。